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「謎解きを説明する」ということ

どうも、冬地琴と言います。
AnotherVisionという謎解き制作集団にて謎解きイベントの制作に携わってる学生です。
私自身のことはどうでも良いことだと思いますので、割愛しておきましょう。

今回は「体験型イベント Advent Calendar2015」に参加すべくこの記事を書いてます。
というか、ほぼそのためだけにブログ作りました。
前もって言っておきますと、私はかなり物を書くのがニガテなので読みにくい物になっているかもしれません。そこのところだけご了承をば。



1)前振り

さてさて。
この記事を書くに至った発端は、かれこれ1~2週間前に行った当団体の公演である「善人開発計画(プログラム)」にあります。
当公演は、11/21~23に第66回駒場祭にて駒場祭の企画の一つとして実施され、翌週の11/28・29にはビジョンセンター浅草でも行いました。
あ、記事では公演内容には触れないのでやっていない人もご安心ください。

で、その駒場祭・浅草公演で何があったかというと、ご来場くださった方々からこのようなことを言われました。


「この名前、(謎解きゲームだと)知らない人からすればかなり怪しいよね」




2)タイトルだけでは『謎解き』と判断できない

私は、いわゆる「謎解き界隈」と呼ばれる場所に足を踏み入れたのがせいぜい2年前というペーペーです。ペーペーなので間違ったことを言っているかもしれませんが、今でも謎解きイベントの大多数を占めている「〜からの脱出」的なタイトルの割合がなんとなく減ってきているんじゃないかなと思うのです。このことは「ストーリーで攻める謎解きイベント」が今の主流であることが原因、と私はあたりをつけているのですが。

まあ、そこら辺の話は機会があればまた今度にしましょう。
何が言いたいかと言いますと、今の謎解きイベントの中にはタイトルだけでは『謎解きイベントである』と判別しにくいものもある、ということです。
そのこと自体は悪いことじゃないと思います。むしろ多様性に富んで謎解きの幅が広がるんじゃないかなと。

じゃあ、判別しにくくなると何が起こるか。勘違いが発生します。
「展示企画かと思った」
「演劇の公演かと思った」
「怪しい自己啓発セミナーだと思った」

そういった勘違いも、決して悪いものではありません。今まで「謎解き」を知らなかった人に「謎解きの面白さ」を伝えるチャンスになりますから。

では、何が問題になるのか。
勘違いの正し方、もとい「謎解きとは何か」を説明することです。



3)「謎解きの説明」をしてみる

ここからの話では、「謎解きを知らない人にも謎解きの面白さを布教したい!」ということを前提として話を続けていきます。まあ、今までもこの前提のもとで話してはいたのですが、念押ということで。

では、ちょっとした問題を出したいと思います。

貴方は、ある謎解きイベントを制作した、制作者です。
そして、今日がそのイベントの日。
貴方が会場入り口にて誘導を行っていたところ、ある一人の女性にこう話しかけられました。

「すいません、これはどういうことをやっているんですか?」

どうやら彼女は、『謎解きイベント』という物を知らないようです。
貴方はどのように説明しますか?

実際にそういうシチュエーションに身を置いていると想像した上で、自分自身の言葉で説明してみてください。
ちゃんとなりきってやってくださいね?






























ちゃんと文としてまとまりましたか?説明できましたか?



先に一応言っておきますと「説明するのは割と難しい」と思います。少なくとも私には難しく感じました。
「え?めっちゃ余裕だったよ?」という方はすごいですね、はい。
なので、別にできなくてもお気になさらず。できた人はひとまず自分自身に拍手!


話を進めるにあたって、解答例をあげておきましょう。
私が近いシチュエーションになって咄嗟に出した解答はこんな感じ。

「いわゆるパズルとかなぞなぞってありますよね。そういったような、特別な知識を必要とせず、ひらめきや発想力によって解ける問題を解いていって、最終的に制限時間以内に目標を達成できるかどうかを勝負するゲームイベントです」

どうでしょうか。
似た感じになりましたか?全く違う説明になりましたか?
もし似ているとするなら、その解答は私的には100点満点中60点程度だと評価します。


4)なぜ「謎解きの説明」が問題になるのか

ところで、アドベントカレンダーの12/1のじょのさんの記事にも、わからない人向けの「謎解きイベント」についての説明がありました。

読めばわかる通り、先に挙げた私の返答はこれとかなり似通っています。しかし、このじょのさんの説明も60点なのかというとそうではありません。この説明はもっと高得点だと言えるでしょう。


では、何が二つの評価を分けているのでしょうか。
それは、シチュエーションによる目的です。


じょのさんの記事を振り返りましょう。
これは「いわゆる『謎解き』ってこういうものを指しているよね」という認識を擦り合わせることを目的として説明をしています。つまり、ここでは「『謎解きとは何か』を理解させられれば100点満点」のです。

一方で、先に挙げた問題の例を考えます。
女性にとって、私たちのやっていることよくわからないものです。よくわからないものですが、女性は尋ねてきました。つまり、少なからず彼女は謎解きに興味を持っているのです。確かに、ここで先ほどの僕の説明をしてみましょう。彼女は合点が行くと思います。が、それまでです。本当にそれで良かったのでしょうか。



謎解きイベントは間違いなく楽しいです。そして貴方は謎解きイベント制作者です。
要するに、謎解きの楽しさを布教する伝道師とも言い換えられるはずです。
さて、目の前には謎解きを知らない人がいます。何をするべきか。
当然、「謎解きの楽しさを伝えること」ではないでしょうか。
そうやって、彼女を謎解きの世界に招待する(もとい引きずり込む)ことこそが、私たちのするべきことではないでしょうか。
先ほど私が挙げた解答を見返してみましょう。果たして、謎解きの楽しさは伝わりそうでしょうか。いえ、全然伝わらないでしょう。



5)巻きながら問題提起

投稿時間がだいぶ押してしまっているのでここからは巻き気味です。ちなみに、これだけ色々偉そうにしていてまとまった結論は出せていないです。

端的に言って、私には謎解きの楽しさが伝わるような説明はできませんでした。
そして、これを書きながらうんうん考えていたのですが、望むような説明も思いつきませんでした。

なぜか。
受け売りなのですが、こういった言葉を私は聞いたことがあります。

「謎解きの楽しさは一度やってみなけりゃわからない」

そりゃそうですよ。やってみなきゃわからないですよ。
ましてや「謎解きとは何か」「面白さとは何か」を具体的に説明するとなると、イベントの詳細を話すことになります。
謎解きでネタバレ食らって面白いでしょうか。
いきなり解説を始められて楽しいでしょうか。

はっきり言います。
謎解きの楽しさは口では伝えられません。
「何を今更当たり前のことを」と思った方。私も今更だと思います。
「そんなわけねーじゃん」と思った方。ぜひ説明の仕方をご教授お願いします。

それでもなお、私たちがするべきことは「謎解きの楽しさを伝えること」です。(矛盾しかかってる)
では、謎解きの楽しさとはなんなのでしょうか。
「謎解きイベントの美しさ・楽しさ」についてはアドベントカレンダーにて記事にしていくれる方がいらっしゃるようなので細かいところは割愛します。
でも、謎解きで面白いと言えるエッセンスの一つに「これから起こる未知へのワクワク」というものはまず間違いなく存在すると私は思うのです。
ならば、私たちがするべきことは
「謎解きが何なのかドキドキワクワクするような説明をする」
ことではないでしょうか。

その観点を持った上で、ここで先の問いに対する大御所の回答を見てみましょう。
SCRAPによる、リアル脱出ゲームの説明です。
私はこれを見て、かなり効果的に煽っているじゃないか、と思いました。上手いと思います。

と言っても、これは「リアル脱出ゲーム」だからこその説明です。
謎解きにも当てはまるっちゃ当てはまるのですが、この説明をほぼそのまま利用してしまっては「謎解きとはリアル脱出ゲームのパクリにすぎない」と認めてしまっているみたいで何か嫌です。
絶対に他の良い説明の仕方があると思います。そしてそれで説明したい。
説明したいのですが、私にはそれがどのようなものなのか上手いやり方が思いつかなかったので、この記事を見た誰かが思いついて教えていただけないかなあという次第でございます。



6)本日のまとめ

・他人から「謎解きとは何かの説明」を求められたとしても、その人に『謎解きをちゃんと知ってもらう』上で私たちがするべきことは、「謎解きとは何かを正しく説明すること」ではなく、「謎解きというものの面白さを十全に伝えること」だ。
・でも謎解きの面白さを完璧に伝えるのは口頭では不可能に近く謎解きの楽しさはやってみなければわからないものだ。
・なら、謎解きの説明として正しいことは
「謎解きに参加してみたくなるように煽り立てること」である。
・で、その説明の仕方を誰か教えてくれませんかね?


以上です。最後に、遅くなってすみませんでした。
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