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うだうだ書くよりは、スパッとボドゲをね。

当記事は
体験型イベント Advent Calendar 2015 の裏企画、
体験型イベント(裏) Advent Calendar 2015
12/23日分の記事として書かれたものです。


なんか頑張って書こうとしたら自分のことばっかになってしまったので、やっぱり当初の予定通りboard gameのお話を。



SPACE ALERTというボードゲームはご存知でしょうか。
2009年にドイツゲーム大賞にて「特別賞」を受賞した作品です。

space alert
SPACE ALERT


内容としては、宇宙船のクルーとなって、本来は安全なはずの調査任務に突如として出没した緊急事態に「12分間」で立ち向かう、1プレイ20~30分の協力型ゲームです。
「ボードゲームで20~30分とは短いなぁ」と思うことなかれ。とりあえずインストラクションゲームに2時間かかります。まあ、このインストラクションの間に4回ぐらいプレイするし、このインストラクションの脚本が用意してあるのでこのくだりの時点で面白いのですが。

それはさておき、マジモンの12分を使って協力して困難に立ち向かう方法を考えます。しかし、悠長に考え込む時間はありません。降りかかる脅威は「リアルタイム」で更新されていきますし、プレイヤーには物理的にも行動に制約がかかったりします。そんななかで、プレイヤーは情報を共有し、役割を分担して、なんとか無事帰還する方法を探る、そんなゲームです。

メチャメチャ面白いです。
何が面白いって、このゲームはCDを使って、音声によって情報がリアルタイムで発信されるところです。刻一刻と変化していく状況にプレイヤーは惑わされ、振り回されます。正直、クリアするのはなかなか難しいでしょう。その分だけ、全ての歯車が噛み合った時には成功の喜びが味わえます。






























あれ?何か聞いたことありませんかね?
















限られた制限時間のなかで」「降りかかる困難に立ち向かい」「情報共有と役割分担をしてクリアを目指す」「成功した時には格別な喜びが得られる」






















リアル脱出ゲームにかなり近いですね。最後の方は僕のこじつけな側面もありますが。

そういうわけでここから体験型イベントのお話と絡めて何か語れればいいんですけども、百聞は一見に如かず、口下手な僕があーだこーだ語るよりも皆さんにプレイしてもらった上で考えてもらう方が良いと思います。僕は下手な説明をしてこのゲームの持つ面白さを損なわせたくありません。逃げとも言う。まあ、やりたいなって人にはインストラクションしますのでご容赦。


なのでまあ、僕が言いたかったかもなぁという要点だけ伝えておきましょう。


①このゲームではキャラシートを作り、作ったキャラクターはミッションをクリアするごとに成長していきます。逆にミッションに失敗するとキャラが死んでしまいますが、プレイヤーはクローンをあらかじめ作っておくことで同じキャラを引き継ぐことができます。もちろん、クローンを作らない選択肢もありますし、クローンを作っておかない方が成長の速度が早いです。つまり、「保険をかけないことで、一度の体験を格別なものにできる」んですね。へー。

②このゲームでミッションに失敗する原因は9割方がヒューマンエラーです。もし仮に誰かのせいで失敗しても、詰るのではなく笑い飛ばしていきましょう。実際、このゲームで失敗する時はミスり方が大抵面白かったりするので、結構笑えてしまいます。

③脅威を知らせるアナウンスCDには音源が限りありますし、脅威のパターンにもコンポーネントである以上は限りあります。でも、どの音源を使った時にどの脅威がどの順番で出るか、同じギミックでも順番や魅せ方が変わるだけでゲームが180度変わるんですよね。これだから面白い。


今日はそんなところ。ちなみに僕が一番好きな協力型ゲームは「惨劇RoopeR」です。

冬地琴
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